君。
朝6:20

「…さーい!」

「ん?」
寝ぼけながら階段の下からする声に耳を傾ける

「理子おきなさーい!」

はっとして時計を見る。

〝 6:20 〟

「やばっ」

急いで階段を降りて用意されたパンを食べる。

「なんで起こしてくれなかったのよー!」

「何言ってるの、何回も起こしたじゃない。」

そんなことよりもう時間はない
7:00までに学校に行かなければならないのだから

髪の毛をとかしているともう6:50

「やばい!お母さん送って!」
< 5 / 35 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop