君。
…その後、なんとか無事に間に合った私は志織に笑われながらも体育着に着替える。

「今日楽しみだねっ!!」

目をキラキラさせながら志織が言う

「何かあったっけ?」

準備をしながらそれどころではなくそっけなく返すと

「席替えだよ〜」

そっか、そうだ。今日は席替えだ

でも好きな男子がいるわけでもない私にはどうでもいいことだった
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