ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
ユリside



「お疲れさまでした~」



タイムカードを押して、
店を出ると蒸し暑い空気にクラッとした。


ずっとクーラーの効いた店内に居たから、
急な温度さにカラダがついていけない。



早くバス乗って、帰ろう~。



バス停に着くと、
ちょうど良いタイミングでバスが到着。


席も空いているので、
腰を下ろした。



「あ…よいしょ~」



つい、出てしまうオバサン用語。


気をつけなくちゃ…
と思いながらもついつい出てしまう。


その時に、
帽子を深々と被っている男性が
アタシの顔をチラッと見た。
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