ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
周りもお客さんも
ざわめき始め、
後ろのほうに押し寄せる。



「助けて~!!」



女性は声を震わせながら、
泣き出した。



「うるせ~!!
このバスは俺の言う通りに動くからな!!」



運転手さんは
車内アナウンスを流す。



「ただいま…
男性の指示通りに進んで行きます…
お静かにお願いします」



あは??
俺たち、バスジャックされたってこと??
マジかよ!
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