ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
ユリside



マジで!?バスジャック!!!



アタシも人の影から
様子を窺(うかが)う。



「お前!!
うぜ~ことするなよ!!
俺は早く帰りたいんだよ!!」



コウシが声を上げた。


その声で犯人は目を見開き、
ナイフを女性に近づける。



「は??
お前!何、言ってるんだ!?
この女がどうなっても良いのか!?」


「キャー!!」



もう!!どうしたら良いの?!


何だか、
トイレにも行きたくなってきたし…。
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