ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
アタシは車内をダッシュして、
つり革に掴まった。
そして、
その反動で犯人目掛けて、
とび蹴り!!!
「「キャー!!!!」」
車内中が悲鳴に近い声を上げる。
犯人は前方の階段に転げ落ち、
アタシは犯人のお腹の上に落ちた。
犯人が離したナイフも、
車内に転げ落ち、
人質の女性が拾い上げる。
アタシは呆然と見つめるコウシに顔を向けた。
「…お前、何やってるんだ??」
「え…??」
「下の男、生きてるか…??」
下を恐る恐る見ると、
グニャと折れ曲がった犯人が
気絶していた。
つり革に掴まった。
そして、
その反動で犯人目掛けて、
とび蹴り!!!
「「キャー!!!!」」
車内中が悲鳴に近い声を上げる。
犯人は前方の階段に転げ落ち、
アタシは犯人のお腹の上に落ちた。
犯人が離したナイフも、
車内に転げ落ち、
人質の女性が拾い上げる。
アタシは呆然と見つめるコウシに顔を向けた。
「…お前、何やってるんだ??」
「え…??」
「下の男、生きてるか…??」
下を恐る恐る見ると、
グニャと折れ曲がった犯人が
気絶していた。