ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
コウシはジロッと
アタシのことを見ると、
肩に腕を回した。

そして、
抵抗の出来ないアタシに
唇を重ねる。



「う…う…う…」



コウシの舌が入ってきて、
アタシの舌と絡めようとする。


そんな意地悪な舌に、
無抵抗なアタシの舌。


コウシの舌のように、
うまく出来ないよ…(T_T)


コウシはゆっくりと唇を離し、
アタシの事を真剣な表情で見つめた。


澄んだ瞳の奥に、
薄っすらとアタシが映っている。


いつも生意気なことばっかり言うコウシだけど、
アタシを見つめるこの顔、超カッコ良い!!

そして、
コウシはアタシの耳元に唇を持って行くと、
小さな声で囁いた。
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