ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
寂しそうに見つめる澄んだ瞳。


昨日の意地悪なコウシとは違う。


そんなコウシと目が合うと、
アタシの鼓動は勢い良く高鳴っていく。



「ユリ!!行くぞ!!」



マサキはアタシの腕を掴み、
歩き出した。


何も言えないアタシは
マサキに引っ張られるだけ。


その場に立っているコウシが
だんだん遠くなっていく。



コウシ…。


何で、そんな顔するの??

< 176 / 357 >

この作品をシェア

pagetop