ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
ユリは気まずそうに
チラチラと俺の顔を見ながら、
何か言い足そうにしている。



「ユリ!!行くぞ!!」



マサキがユリの腕を掴んで、
連れて行く。


そんな様子に、
また胸がギュッと締め付けられる。



何だよ??これ??


こんな気持ち、
初めてだよ…
苦しいよ…。



俺の身体は一気に力が抜け、
二人を見つめることしか出来なかった。

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