ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
コウシside



「…はあ~」



カバンを放り投げ、
ソファに倒れこむ俺。


クッションを力強く抱き締め、
穴の開いたような気持ちをどうにかしたかった。



どうしてこんな気持ちになってるんだ??


あの二人を見てから、
苦しいのは何故だ??


どうして…。
どうしてなんだ…??



やり切れない気持ちが
どんどんと高まっていく。


俺は起き上がり、
冷蔵庫に入っているペットボトルのコーラをゴクゴクと飲んだ。


喉越しはスッキリするが、
気持ちはモヤモヤしたまま。



はあ…
何なんだよ。
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