ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
「ごめんね~」



姉ちゃんが駆け寄り、
闘牛女に謝った。


奴も手を離し、
姉ちゃんと話し始めた。



何だよ!!
姉ちゃんが謝ると、
俺が悪いみたいじゃん!!



俺は面白くない顔で、
その場に立っていた。



「…あ、アタシ新垣由利です。宜しく…」



新垣由利!?
ガッキーと一文字違いじゃん!!


顔も名前も冗談だけにしろよ!!
全然似てないじゃん!!



俺はクスっと笑うと、
ブスガッキーがジロッと睨んだ。



怖え~!!
何だ!?この女!!


明日からいじめてやるからな!!

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