ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
アタシはコウシの腕を振り払い、
玄関までダッシュした。


そして、
目が点になっているコウシまで猛ダッシュ!!


長い廊下にはちょうど良い距離。



アタシはコウシ目掛けて、
とび蹴り!!!!



リビングの大きなソファに
ブッ飛んだコウシは、
眉間にシワを寄せ、
痛そうにうずくまっている。



「…おい、何だよ…」



苦しそうに言うコウシに
アタシは声をあげた。



「もう、
アンタには騙されないから!!」



その時、
アタシの目に飛び込んできたものは…
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