ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
☆姉弟とアタシ
ユリside
アタシの目に飛び込んできたのは、
鬼のように睨むシノブちゃんだった。
シノブちゃんは
玄関からリビングへ走り、
目を回しているコウシを見ると、声をあげた。
「コウシ!!!!」
コウシの頬を叩きながら、
意識を確認するシノブちゃん。
「あ~姉ちゃん、大丈夫だよ。
ソファだったから、ケガしてないし」
苦笑いをするコウシに
シノブちゃんは悲しい顔をしている。
そして、アタシに振り向くと、
「ユリちゃん!!
これは一体どういうこと!?」
防音の部屋でも、
となりに聞こえてしまうぐらいの大きな声。
アタシはうつむいて何も言えない。
アタシの目に飛び込んできたのは、
鬼のように睨むシノブちゃんだった。
シノブちゃんは
玄関からリビングへ走り、
目を回しているコウシを見ると、声をあげた。
「コウシ!!!!」
コウシの頬を叩きながら、
意識を確認するシノブちゃん。
「あ~姉ちゃん、大丈夫だよ。
ソファだったから、ケガしてないし」
苦笑いをするコウシに
シノブちゃんは悲しい顔をしている。
そして、アタシに振り向くと、
「ユリちゃん!!
これは一体どういうこと!?」
防音の部屋でも、
となりに聞こえてしまうぐらいの大きな声。
アタシはうつむいて何も言えない。