ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
そんな俺に
姉ちゃんは目に涙を溜め、
握り締めた拳で、俺の胸を何度も叩く。


そして、
家を飛び出してしまった。



シーンとするリビングに
俺とユリ。


ユリは立ち尽くしたまま、
何も言わず、うつむいている。


俺はゆっくりとユリに近づき、
また腕を回した。



「さっきのマジだから…」



ユリのカラダと密着させる。



俺、マジでコイツのこと
好きになっちゃった。


こんな気持ちになるのは初めてだけど、
こうしていると幸せ!!
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