ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
コウシside



ユリに似ている魚を発見したから、
教えてやったのに、プンプン怒るユリ。


でもそんなところが可愛いんだけどな!!



俺はユリの手を引っ張りながら、
水族館の中を進んで行く。



“15時からイルカショーが始まります”



場内アナウンスが聞こえ、
俺とユリは顔を見合わせた。



「イルカショーだって!!」



嬉しそうな顔をするユリに、
俺も自然と笑みがこぼれる。



「おお!じゃ行くか!!」



ユリは大きく頷き、
俺たちはイルカショーの会場を目指した。
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