ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
「このほうがゆったり見れるだろう!!」


「そうだけど…」



まだ心配そうなユリ。



“それではイルカショーの始まりです!!”



ピンマイクを付けた飼育員らしき人が
イルカたちに指示を出した。

すると、
イルカたちはスイスイと華麗に泳ぎ出す。



―バッシャーン!!!



物凄い勢いで、
飛び跳ねるイルカたち。


水しぶきといっても、
かすかに水が飛んでくる程度。


そんなに気にすることでもなかった。
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