ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
―トントン



ドアをノックする音。



「はあ???」


「コウシ、入って良い??」



ドア越しから聞こえる姉ちゃんの声。



「あぁ、良いよ」



ドアが開き、
髪を1本の縛った姉ちゃんが顔を覗かせる。



「あ!!
またタバコ吸ってる!!
お父さんに言うよ!!」


「別に良いじゃん!!」


「良くない!!……はい!!」



姉ちゃんは
俺からタバコを取り上げ、
灰皿の上で火を消した。

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