ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
「ねえねえ!!
これなんて、良いんじゃない!?」



モエが手にしたのは、
花の模様が刺繍された白の下着。



「え??これ??
アタシもあんなTバックとか
穿いたほうが良いんじゃないの??」


「何、言ってるの?!
コウシくんはまだ高1だし、
ユリも初めてでしょ!!
慣れた女を気取ってどうするの!!」


「……あぁ。
確かにそうだよね」



モエに言われて、納得するアタシ。


アタシが紫色のTバックなんて穿いてたら、
コウシもビックリするし、
洗濯するお母さんがビックリしちゃうよね。



アタシはモエに言われるまま、
その下着を購入し、
コウシに会う日を待った。
< 250 / 357 >

この作品をシェア

pagetop