ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
「……え??何でもない……うぅ!!!」



その瞬間、
コウシの唇が
アタシの唇を塞いだ。


アタシは急いで、
コウシのことを押しのける。



「ちょっと!!
ここは学校だよ!!」


「もう玄関出たんだから、
いいじゃん!!」



いつもの意地悪な笑顔を浮かべるコウシに、
アタシはドキドキと胸が高鳴ってしまう。


周りの生徒も
アタシたちの様子に
ビックリした顔を向けていた。



「もう!!知らない!!」



アタシはコウシを置いて、歩き出した。
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