ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
ブスキャバ嬢に連れて行かれたのは、
学校の屋上だった。


涼しい風が頬に当たり、
とても気持ちが良い。


フェンス越しに見えるグランドには、
野球部が汗をかきながら練習をしていた。



「ねぇ~青山くん!!」



ブスキャバ嬢が甘い声を上げた。



獲物を狙うために、
甘い毒蜜でも出すのか??



「……何っすか??」



ぶっきらぼうな言い方をする俺。



「新垣さんとホントに付き合ってるの??
どこが良いの??」



はあ??
うぜ~!!コイツ!!!
マジ、ムカつく!!
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