ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
昼休みのチャイムと同時に、
モエがお弁当を持って駆け寄ってきた。



「早く、シノブちゃんのこと誘いに行こう~!!」



いつもより、
はしゃいでいるモエに
違和感を抱きながら、
となりに教室へ行く。


B組もちょうど授業が終わったらしく、
教室中がざわざわしていた。



「シノブちゃん!!」



モエが教室中に響く声を上げる。



「あ!!モエちゃん!!どうしたの??」



綺麗な髪をサラサラと揺らしながら、
シノブちゃんが駆け寄ってきた。

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