ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
「……コウシ。
どうしたの??」



尋ねてくるユリを
更に強く抱き締める。



「コウシ…アタシね、
さっきコウシと森下さんが歩いて行く姿を見て、
悲しくなったんだ。
だからマサキに話を聞いてもらっていたの。
ただ、それだけだよ…」



ええ?
そうだったんだ…。
だから…
泣いていたんだ(>_<)


マサキのこと好きになったんじゃないんだ!!

良かった…。



「アタシ、ちゃんと言うね。
アタシはコウシのことが好き。
だから森下さんと何を話したか、教えて」


ユリの言葉に
俺はゆっくりと口を開いた。
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