ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
今回は、
ジムが主催する
新人ばかりの大会らしい。


だからコウシと同じレベルの人たちが出場するそうだ。


アタシたちは
会場のイスに腰を下ろし、
周りを見回した。


何だか、
男臭い雰囲気に圧倒される。



「ユリちゃん!!」



その時、アタシを呼ぶ声が聞こえた。


振り返ると、
クリーム色のコートに、
髪をアップしたシノブちゃんが、手を振りながらやってきた。



「シノブちゃん!!」


「ユリちゃん、
今日はコウシの応援ありがとうね!!」


「ううん!!
アタシも今日は凄く楽しみなんだ!!」


< 318 / 357 >

この作品をシェア

pagetop