ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
「……シノブちゃん。
今日はごめんね…。
アタシ…またバカなことやっちゃって…」



すると、
シノブちゃんは
何とも言えない寂しそうな表情を浮かべた。


そんなアタシとシノブちゃんの様子に、
マサキが、


「うちら、
先、帰ってるよ!
じゃあな!!」


と、モエとミドリちゃんを連れて、
その場を離れた。



アタシとシノブちゃんは、
会場と隣接している公園のベンチに行き、
腰を下ろす。


もう少しで12月とあって、
公園には無数の枯葉が落ちていた。


そして、
冷たい風に吹かれ、
軽く宙に浮く枯葉たち。
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