ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
コウシのあんな姿を見たら、
私だって飛び込みたかった。

でも出来なかった…



行動に起こせなかった=そこまでの気持ちはない…
ということ。


それにユリちゃんは、
相手にとび蹴りまでしちゃうんだもん。


コウシのことを守ろうとする気持ちが
本物なんだよ。



アタシはユリちゃんに、
敗北宣言をした後、
コウシのことをお願いして、
その場を去った。


アタシも弟離れしないとダメだな…と
実感した時、
冷たい風が頬を赤く染めた。
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