ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
「キミね~。
青山の彼女なのか、知らないけど…
もうあんなことしたらダメだよ!!
これは遊びじゃないんだから~。
キミまでケガしたら、大変でしょ!」


「……はい。そうですね…
深く反省しています…」



カーテン越しに聞こえる二人のやり取りに、
タダならぬものを感じ、
俺はゆっくりとカーテンを開けた。



「コウシ!!!」



ユリが俺の元に駆け寄り、
コーチも心配そうに近づく。



「コウシ!!大丈夫??」


「あぁ…何とか…」



苦笑いを浮かべる俺に、
コーチも少し安心した様子。
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