ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
「……コウシ。ホントにごめん。
アタシがまたバカなことして
コウシに迷惑かけちゃった」


コウシはアタシを見つめたまま、
深く息を吐いた。



きっと
呆れちゃったよね…(>_<)


彼女が対戦相手にとび蹴りして、
最後は捕らわれた宇宙人のように
会場から連れ出されたんだもん。


嫌われても仕方ないよね…(T_T)



「……全く、
お前って仕方ない奴だな~」



頭を掻きながら、
眉間にシワを寄せるコウシ。


その表情は怒っているというよりは、
何か意地悪なことを考えるコウシだった。

< 349 / 357 >

この作品をシェア

pagetop