ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
「あんたね!!!
何でアタシが闘牛なの!
ふざけんじゃないわよ!!」


「うっせなー!!
このブスガッキー!!」



コウシは
何とも言えない
意地悪そうな顔で言った。



「はあ?!
何それ!!
そんな言われ方されたくない!!」



アタシの身体は勝手に動いた。

そして、
気が付いたとき…
玄関中の人が声を上げていた。



アタシは…
たくさんの人が行き交う玄関で、
コウシに向かって
飛び蹴りをしてしまったのだ。



頭で理解するより、
先にカラダが動いてしまうアタシ。


玄関の外まで飛んだコウシは、
大の字で倒れていた。

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