ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
俺は女の子を放って、
自分の教室へ向かった。


まだ友達と呼べる奴も出来ないし、
必要以上に関わるのも面倒だから、
挨拶もしないで自分の席に着く。



「青山!!おはよう!!」



となりの席の、
三浦が声をかけてきた。



「あぁ、おはよう」


「お前さ、
昨日保健室に運ばれてただろう!?
大丈夫だったか??」


「はあ??
何で知ってるんだよ!!」


「だって、玄関で見てたもん!
っていうか、すげ~女が二年にはいるんだな!
お前に飛び蹴りするなんて!」



マジで??
こいつ見てたのかよ!!


あんなカッコ悪いところ、
誰にも見られたくなったよ。


あのブスガッキー、
やっぱり許せん!!
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