ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
少し猫背になったアタシは、
ゆっくりと首だけ振り返った。

すると、
こっちを見ているコウシの姿が目に入る。



え??何で??



そして、
コウシと目が合った。



……ドキッ



アタシは息を呑んだ。



すぐにコウシから目を逸らし、
アタシは足早になった。


角を曲がり、
階段を上がっていく。


顔がどんどんと火照ってくるのが、わかる。


トイレに駆け込み、
個室に入った。
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