ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
「おい!!
お前、聞いているか??
問い5の問題、やってくれ!!」



先生の声がして、
やっと状況が読めた。


授業なんて、
全く聞いてなかったから、わからないよ!



「…わかりません」


「はあ??何??
ちゃんと話、聞いとけ!!
じゃ、林!お前…」



アタシは小さくため息を付いて、
高鳴る鼓動を抑えた。



急に先生に指されたから、
ビックリしたの??

そうじゃないよね…
これってコウシのことを想っているから、
ドキドキしちゃっているんだよね…。
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