ツンデレ年下彼氏とブスガッキー《完結》
目が点になっているギャルとユリ。



「どけ!!
ブスども!!ぶん殴るぞ!!」



俺は眼飛ばしながら、
怒鳴ると、
ギャルたちは立ち上がった。



あれれ?
俺、何でこんなことしちゃったんだろう…。



ユリはおばあさんに席を譲りながら、
俺の顔を見た。



こいつ…
やっぱりブスガッキーだな。

知り合いだと思われたくないから、
話さないでおこう。



重い空気が流れる車内で、
俺の降りるバス停に着いた。


すると、
ユリも一緒にバスから降りてきた。



何だよ!
こいつも降りるの?!
無視して、
さっさと帰ろう~


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