記憶のその先
「………………」







私はまだ震えが止まらなかった








『ひな、大丈夫か?』








「えっと…うん、ありが…とう」








「なんで、私の名前……」








『やっぱ覚えてねぇか、俺らガキの時会ってるんだよ』








「え……?」








その瞬間私の意識は薄れまたあの記憶が映し出された








「……っ…!」







『おい!ひな?』
< 23 / 51 >

この作品をシェア

pagetop