記憶のその先
〈………若〉






『チッ。………なんだ雲雀。』






〈紅焚【こうや】組の頭です。〉






『またか…。……………ひな、ちょっとここで待ってろ。すぐ戻る。」






「龍牙………。」






『大丈夫だ。待ってろよ?』






「うん…。」





龍牙は私の頭をぐしゃっとなでて部屋を出て行った






「大丈夫かな………」






私は疲れていたのか眠気が私を襲った。






少し眠ることにした
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