ツンデレ生徒会長とイケメンナイト
「いいから。こいつ、どっかに放置してきて。」

怒りに気を任せ、私は部屋を出た……はずだった。

「うわっ!!?」

机に足が引っ掛かって、前に倒れる…





痛……くない。目を開けると、そこには深見。私をかばって倒れてる。

「いったー。」

「深見!大丈夫?怪我してない?」

「うん。それにしても、会長ってよく転ぶよな。」

「別に。てか、深見は何の用事だったの?」

「あー、今度の生徒会交流のときの取り組み発表の資料のことで。」

「あったね、そんなの。」

ヤベー、忘れてた。

「そんなのって……もしかして会長、忘れてたの?」

「なっ……忘れてないし。」

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