ツンデレ生徒会長とイケメンナイト
「ほら、拓也来たでしょ。俺は帰るねー。」

「大原さんと楽しんでくださいね。」

「かいちょーも、拓也と仲良くね。」

小林も帰ったし、やっと丁寧な言葉やめれる。

「爽汰、ついに大原にまで手出したの?」

「え?真希ちゃんが?ないないない。1番ない。」

「会長の言い方は誤解を招くよね。」

「そうかな?それよりも、私のこと探してたって聞いたんだけど。」

「……会長、原稿終わったの?」

「まだ、だけど。」

「……手伝ってやろうか?」

「えっ?」

さっきはやらないって言ったのに。

「何なのよ、もうっ。」

私は自然に笑っていた。
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