ツンデレ生徒会長とイケメンナイト
生徒会室へたどり着き扉を開けようとしたときだった。

「私、深見先輩が好きです。」

……ヤバイ。告白の最中だ。これじゃあ財布取れない。どうしよう、真希ちゃん待ってるのに。

「…ありがとう。」

はっ!深見って好きなヤツいるんだよね?もしかしたら聞けるかも。それ聞いたら、弱味を握ってるってことだから……仕事、押し付けられるかも。私は目的を忘れ、盗み聞きをしてしまっていた。

「でも、ゴメン。俺、好きな人がいるんだ。」

きたー!!いったい誰なのよ。早く言いなさいよ。
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