夢。
ゆめ、うつつ。


すべて愛せる気がした。
そんな風に両手を広げた。



心の底から好きだと叫んだ。
今にも消えてしまいそうなあなたを抱きとめることができないと知っていながら、縋ろうとした。




惨めなのは、私。
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