光依存症【短編】
5日後……
「出して…お母さん…お腹空いた…よぉ…」
少女の足元には失禁の跡が、ずっと外に出して貰えていない事を物語っていた。
「しつこいわね!!お母さんに謝るまで出さないって言ってるでしょ!?この、意地汚い泥棒娘が!!」
「だって…私…盗み、食いなんて…して…ない、よ…?」
ドサリ。
「あんた以外に誰がいるのよ!?」
語気を強める母親。
「…………」
少女は口を聞か無い。
「ほら、やっぱり後ろめたい事が有るんじゃないの。だから黙ってるんでしょ?」