光依存症【短編】

だが……美亜は、
「そんなの嘘に決まってる」
と高をくくっている。

その後に潜む恐怖を、美亜はまだ知らない……。



いよいよ撮影が始まった。

懐中電灯で照らしても薄暗い室内。


埃の積もった室内に、何となく爪先立ちになってしまう。


その時、物陰から何かが。

「きゃあっ!!」

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