ラブレターを君に
次の日の夕方…どうしても、お祖父さまのところへ行かせて欲しいと外出を許してもらい理音は、ある場所へ向かった。車で行き来をしたために、記憶をたどりながら何とか、カズのマンションに着いた。
カズが何時戻るとも知らないのに。たとえ、もう会えなくなったとしても……思い切ってケータイを掛けてみた。
こんな早い時間に(夜の8時じゃね)カズさんきっと仕事中に決まってるよね!
諦めて切ろうとした。その時…
(kazu)
「もしもし!理音!待って…今何処だ?家?それとも……」
(理音)
「カズさんの…マンションに…来てる!」
(kazu)
「えええっ!俺のマンションって…よく…あー!待ってて!必ず、必ず帰るから!それまで ツツツー」どれ程慌てたのだろうか。
理音は、しかし迷っていた。このまま会わずに行ってしまう方がどれ程苦しまないだろうかと…お互いの気持ちすら、まだ判らないのだから…いえっ、自分の気持ちは、判っていた。初めから…
カズが何時戻るとも知らないのに。たとえ、もう会えなくなったとしても……思い切ってケータイを掛けてみた。
こんな早い時間に(夜の8時じゃね)カズさんきっと仕事中に決まってるよね!
諦めて切ろうとした。その時…
(kazu)
「もしもし!理音!待って…今何処だ?家?それとも……」
(理音)
「カズさんの…マンションに…来てる!」
(kazu)
「えええっ!俺のマンションって…よく…あー!待ってて!必ず、必ず帰るから!それまで ツツツー」どれ程慌てたのだろうか。
理音は、しかし迷っていた。このまま会わずに行ってしまう方がどれ程苦しまないだろうかと…お互いの気持ちすら、まだ判らないのだから…いえっ、自分の気持ちは、判っていた。初めから…