ラブレターを君に
この人達が、俺のコンサートに……どれ程の勇気がいっただろうか!


(kazu)
「わざわざ…ここまで、来て頂けただけでもうっ、………」



(美歌)
「私は、貴方のあのピアノを聴いてるだけで……涙が止まらなかったのよ!………私達間違ってたって……貴方の事も、理音の気持ちも何も解ってなかったの!

突然なんだけど……こんな時に……家にいらして頂きたいのよ!是非!お出でになるまで、いつまでも、二人で待っていますから………」



(kazu)
「ええっ!僕がですか?……(理音の事が気にはなってる)分かりました!」



日時を決めて二人には帰ってもらった。



あれ程までに、素直に謝れるものなのか?


とにかくカズは、伺うことに決めた。
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