ラブレターを君に
どうしたら…こんなにも天真爛漫になれるのだろうか。と不思議でならなかった。



言ってることが、破天荒で、現実離れしていて……どれが真実なのか、夢なのか、まるで理解出来なかった。



そのうちに、その娘の澄んだ瞳と一途な気持ちに引き込まれてしまった。


自分の社会的なことなど何ら気に掛けず、ただ目の前に居る自分に対して対等に話し掛けてくれる素直さに、いつの間にか、惹かれていった。
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