エリート医師に結婚しろと迫られてます
「どうせ、会わせたい人がいるんでしょ?
そんなのわかってるんだから。今日は、事務処理したいの。
ということで、今日は無理。ということで、またね」
今日は、譲らない。絶対に。
譲るもんですか。
それなら、こっちから切ってやる!!
「おい、こら。そうは行くか。もう、あいつの都合付けちゃったし」
兄が、慌てて引き留める。
「はい?あいつ?あいつって誰よ。何で勝手に都合つけるのよ」
「だから、美月ちゃん大丈夫だって…」
「美月って…さっきまで、宇宙人の話してたのって、たった30分でしょ?
どうして、それで誰かさんと、スケジュール合わせられんのよ!」
「さっきまで、ここにいたからな」
「じゃあ、その人に言ってよ。妹は、いませんって。
とっくに嫁に行って子供が3人もいるって」
「残念だな。もう居ない」