俺様社長が恋した天使
ーー湊sideーー

今日はいつもよりはやく仕事が片付いたから家に帰ってひとりでゆっくりしようかと考えていたら

「おーい!湊〜!久々に飲みに行こうぜ!」


「いやだ」


「まぁそう言わずにさ、久々じゃん!」


こいつは大学のときからの友人で村上隼人 で、俺の秘書

「いやだ」


「そんな事言うなよ〜!俺泣いちゃうぞ!」

こうなると、もう断れない

「はぁ〜わかった…」


「やった〜!」

これで俺の貴重な休みもなしか…

「じゃ!いくか」


「あぁ」

今の俺は最高に機嫌が悪いだろうさっきは隼人に眉間に皺がよってると言われた

「でも、その前に凛を迎えに行ってもいいか?凛をリカにあずけた後飲みに行こう」


「あぁ」

もう飲むと決まっているならどうでもいい…

保育園の玄関まで行くと隼人が

「ひな〜!凛〜!」と言った

ひなって誰だ?と思っていたら

奥から小さな女の子と俺より年下に見える女が出てきた
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