少年ハヤト「ゲームソフト交換事件」
『よし、明日また相談しようぜ!』


『おう。じゃあな。』



オレと勇人はお互い気持ちよく電話を切った。


『あー!まだ石川さんと話があったのに…。』


まだ話すのか?


さっきあんなに話してたのに…。


残念そうに母ちゃんは呟くと、冷蔵庫から麦茶を出した。


コップに麦茶を入れ、鬼は一気に飲み干した。


オレを散々叱り、長電話したその喉を潤して、第2ラウンドが始まった。



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