少年ハヤト「ゲームソフト交換事件」
『あっ!もうこんな時間だ!』
『やべえ、またスイミング行けなかったな。』
『次は必ず行こうな。』
『そうだな。』
そう言って、オレと勇人はいかにもスイミングで泳いで来たかのように、慣れた手つきで持って来た水着を公園の水道で濡らす。
もちろん髪の毛を濡らすことも忘れない。
『じゃあ借りてたゲーム、返さなきゃな。ホラ。』
『オレも返すよ。ホイ。』
スイミングスクールが終わる時間まで公園でゲームをしていたオレ達は帰路につく。
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