ウソつき彼氏とニセ恋愛





「千夏ちゃん、真剣だったね〜」



「だってだって!ちづちゃんカッコいい!」



「落ち着けって……」



弘乃くんに苦笑いされてもなお、
私の興奮は収まらない。



早くちづちゃんに会って、
お疲れ様!かっこよかったよ!!

って言いたい!!



「ちづるのところいく?」



そんな私の心情を察してくれたのか、
昴くんがそう言ってくれた。



私は、大きく頷いて

3人で控え室まで行くことにした。




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