鈍感さんに恋をした。


「あ、今なら客足減って来たし、1人ぐらいだったら大丈夫よ」


あ、意外とすぐに許可出た!


「ありがとう!」


あたしはお礼を言って、るうセンパイの所に戻った。


「許可取れました。着替えて来るんで、待ってて貰えますか?」


「りょーかい!」


あたしはるうセンパイと一旦別れ、更衣室で素早く着替えを済ませた。


更衣室から出ると、るうセンパイの声が聞こえて来た。


「……大丈夫、楓が思ってるような事じゃないからさ...」


楓と話してるのか。


確かに、るうセンパイは楓の彼氏だし、あたしを連れてくって言うのには、ちょっと不安になっちゃったよね。


「…るうセンパイ!」


「おう、待ってたよ」






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