鈍感さんに恋をした。
「いいって、んな事。
それより、俺は、湯河原がやっと莉愛ちゃんとくっついてくれて、嬉しいよ」
「はは、まだ言ってもいねーのに、もう付き合う前提だな?」
「大丈夫だって。湯河原と莉愛ちゃんは、絶対くっつく。俺が保証する」
「あんま信用出来ねーなぁー」
「んだとコラ」
るうと話してると会話が尽きないから、良いんだよな。
これは、ナギにも言える事。
結局俺らは、飯を食い終わっても、話ばっかして、店に入ってからかれこれ1時間ぐらい過ぎていた。
「やべー、そろそろ出ようぜ」
るうの一声に俺達は立ち上がり、会計を済ませて店を出た。
「……折角だし、ナギのクラス行ってみるか?」
るうが提案した。
「そうだな」